オリンピック報奨金の税金
2024年04月17日
東京オリンピック2020は1年延期で2021年に開催されました。
オリンピック、パラリンピックでメダルを獲得すると、日本オリンピック委員会(JOC)、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)から、報奨金が支給されます。
【オリンピック】
金:500万円 ※2016年リオ大会より、300万円から引上げ
銀:200万円
銅:100万円
【パラリンピック】
金:300万円
銀:200万円
銅:100万円
この報奨金については所得税や住民税が「非課税」とされていて、税金がかかりません。
報奨金の制度ができたのは1992年のアルベールビル冬季五輪からです。
1992年のバルセロナオリンピックでは14歳で金メダルを取った水泳選手が話題になりましたが、この当時は報奨金に対する非課税の制度がなかったため、金メダルの報奨金に対して税金がかかっていました。
しかし、報奨金の効果を高めるため、1994年からは非課税として税金がかからないこととなりました。